前々回の記事で載せたオレンジと生姜のスープにご興味がある方がけっこういらしゃるようなので、レシピを検索してみたら、けっこうヒットしました。いくつかちょっと見てみましたが、やはり人参はどのレシピにも入ってるみたいです。どのレシピがいいか分かりませんが、簡単そうなレシピを次回ここでアップしてみますね。(日本語に訳すのに時間かかりそうなので、笑)もうちょっとお待ちくださいませ~。
-------------------- 旅の六日目、この日は朝からちょっと曇り気味で雨も降りそうな感じ・・・(天気予報のバカッ!晴れるとの予想、外れてるじゃない!)。 いろいろ迷いましたが、この日は結局予定通りSt.Jakobという村方面へ向かい、そこからまたゴンドラとリフトに乗って一気に上まで行って、そこからハイキングすることにしました。 放牧されてる牛たちの上をリフトは走ります。 そして、目指すはあの奥の山の頂上(2,811m)です!約400m登ることになりますが、これくらいは大丈夫でしょう。 Großer Leppleskoflが私たちが目指す頂上です。奥に見える山は険しそうですね・・・。 ここではまだまだ余裕、頂上付近も見えますね~。 かなり高い位置まで来ましたが、道はまだまだ大丈夫。怖さはありません。 なんだかちょっと険しい道になってきましたよ・・・。 そしてこの後、風がけっこう吹いてきて、雲がかかり、時々雨もぱらぱらと降ってきました。道も険しさを増して、細い登山路の横は傾斜の激しい岩だらけの斜面になってます。雨で滑りやすくもなってきたので、「怖いから引き返そうよー」と私は半べそ状態で言いました でも相方は、この時点ではまだ諦めたくなかったらしく、「ここはFamilienkurs(子供連れの家族もOKの、危なくないコース)にもなってる!あと少しで頂上、がんばれ!」と言います(涙)。確かに小さな子供もたくさん歩いてますよ・・・。でも今のこの天候状態では危ないよ・・・と思ってると、やはり引き返してる人たちもいました。 そしてしばらく経って、ようやく相方が、「危ないから引き返そう」と言いました ここがその引き換えした地点です。記念の一枚(笑)。 慎重に慎重に歩きながらやっとリフト駅まで到着、ちょうどリフトのお昼休みになってたので、近くにあった山小屋で休憩することにしました。 私はいつもどおりアルムドゥードゥラーを注文です。 私たちが目指した山が見えてたので、双眼鏡でちょっと覗いてみたのですが、この悪天候の中頂上付近を歩いてる人たちが見えました。 みんなすごいなあ。 昼食もここでとることにしたので、私は、山小屋ではよくあるレンズマメのスープを注文しました。相方に注文を頼み私はすぐにトイレに行ったのですが、相方、自分用にはアンズダケとクヌーデルのメニューを注文したと言うではないですか!「そんなの載ってなかったよ」と言うと、お店の人にこのメニューがあるかと聞いたら「ある」と。ああ、私もそれが食べたかった(涙)。 悔しいランチ(笑)が終わり、リフトもまた動き出したのでまた下まで下りました。 宿のあるカルスに戻ると、なんと晴れ!ということで、村の中をちょっとお散歩することに。 こちらは、滞在した宿の近くにある、ゴシック様式の聖Rupert教会です。 こちらは、教会の墓地の隅の方に設置されたとあるものなんですが、山の形をしてるのがお分かりでしょうか?私が滞在したカルスの村は、オーストリア最高峰のグロースグロックナー(3,798m)登頂の基点の村となります(反対側はハイリゲンブルートなどから)。今では年間約5千人の方が登頂を目指してるそうですが、その中には悲しい結末になる方もいらっしゃいます。壁に貼ってある銅のプレートには、カルスを基点として登頂し、遭難された方々の名前、日付け、その他詳細が簡単に刻んであります。その中には、2名の日本人の方の名前もありました。 こちらも墓地内にあって、2年前に来た時は工事中だったのですが、遭難された方々のための礼拝堂のようです。左奥のオレンジ色のところには、グロースグロックナー登頂に関する内容が書かれてあり、また↑と同じように犠牲者の方々の名前なども記載されてました。 お散歩を続けます。午前中と違って本当にいいお天気・・・。ちょっと残念^^; カルスで有名なのがこの教会、1,336年に献堂された、ロマネスク様式の聖ゲオルク教会です。カルスのパンフレットなどでよく使われています。 教会の中です。古い感じのまま残ってますね。 中から、反対側を撮影です。右側に入り口のドアがあります。 上部のステンドグラスです。 そしてこの日の夜はどこへも出かけず、部屋の中でのんびりとビールを飲みながら、スーパーで購入したパン、チーズ、ハム、野菜などで夕食を楽しみました。 この日に見かけたお花、少しですが畳んで↓にアップしてます。 ・Wimper-Sandkraut (Arenaria ciliata) ナデシコ科 ・Alpen-Nabelmiere (Moehringia ciliata) ナデシコ科 ・Moschus-Steinbrech (Saxifraga moschata) ユキノシタ科 ・Berg-Nelkenwurz (イワダイコンソウ) (Geum montanum) バラ科 ・Großblütiger Fingerhut (タイリンキバナジギタリス) (Digitalis grandiflora) ゴマノハグサ科 Top▲ |
by alpenkatze
| 2011-08-13 01:11
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